racisaはテーマを入力するだけでスライドを生成しますが、入力の質によって生成結果は大きく異なります。「なんとなく使えるスライド」と「そのまま使えるスライド」の差は、テーマ文の書き方にあります。
基本原則: 「何を・誰に・何のために」を含める
最もシンプルな改善は、テーマに3つの情報を含めることです。
- 何を: スライドのトピック(新規事業提案、月次報告、技術説明 など)
- 誰に: 想定読者(経営陣、営業チーム、エンジニア、一般消費者 など)
- 何のために: 目的(承認を得る、情報共有する、教育する、営業する など)
Before / After で見るテーマ文の違い
Before(生成品質が低い)
「新規事業の提案書を作って」
この指示では、AIは汎用的な新規事業提案のフォーマットしか生成できません。業界・課題・対象読者が不明なため、内容が抽象的になります。
After(生成品質が高い)
「中小製造業向けのAI在庫管理SaaS導入提案。読者は工場長と経営者。課題は在庫の過剰発注と欠品リスク。月額5万円で導入できることが強み。8枚構成」
業界・対象・課題・強みが明確なため、AIはその文脈に合ったコンテンツを生成できます。
枚数は必ず指定する
枚数を指定しないと、AIはデフォルト枚数で生成します。発表時間や用途に合わせて枚数を指定することで、情報密度が適切なスライドが生成されます。
- 5分のショートプレゼン → 5〜6枚
- 15〜20分の標準プレゼン → 10〜12枚
- 30分の詳細説明 → 15〜20枚
データや数値がある場合は入力に含める
既存のデータや実績数値をテーマ文に入れると、生成されるスライドにその数値が反映されます。
例: 「Q3営業報告。売上1.2億円(前年比+8%)、新規顧客20社獲得。目標達成率92%。課題は解約率が2ポイント上昇していること。経営会議向け、10枚」
具体的な数値があると、AIが補完する内容も数値の文脈に合ったものになります。
生成後に使えるAIチャットの活用法
生成後、特定のスライドが意図と違う場合は削除して作り直すより、AIチャットで修正指示を出すほうが効率的です。
- 「このスライドを比較表形式に変えて」
- 「もっと具体的な施策を3つ追加して」
- 「タイトルを結論型の表現に変えて」
スライドを選択した状態でAIチャットに指示すると、そのスライドのみを対象に編集が行われます。
うまくいかないときのチェックリスト
- テーマ文に読者・目的が含まれているか
- 枚数を指定したか
- 業界・製品・課題などの具体的な文脈を入れたか
- 生成後にAIチャットで個別スライドを調整したか
これらを意識するだけで、生成結果の品質が大きく変わります。何度か試してみて、自分のユースケースに合った入力パターンを見つけてください。